どうも、欲しいものを聞かれると本気で困るあさひです。
この前結婚したばかりの友達が旦那が高級なセダン車欲しいといいだして困るといっていました。
その夫婦は今は軽自動車を持っていますが軽自動車では満足できなくなったそうです。
このとき旦那さんは何故高級車が欲しくなったのかわかりますか?
現状に満足できず、物欲が生まれる原因と物欲を抑える方法について紹介したいと思います。
何故物欲が生まれるのか
先ほどの夫婦の例でいえば高級車が欲しくなるのはそれを手に入れることで幸せになると考えるからです。
幸せになると考える理由は
軽自動車より加速も乗り心地もいいので運転を楽しめる。
高級車に乗ることで自分の価値も高まる。
周りの人間からの見られ方が良くなる。
こんなところでしょうか。
確かに買ったそのときその旦那さんは幸せな気持ちになると思います。
空間的、時間的影響について
しかし幸せというのはもっと広い範囲で考えなければ一時的なもので終わってしまったり、総合的に見ると不幸になることもあります。
その行動を起こすことによって空間的、時間的広がりへの影響を考えなければなりません。
空間的広がりに関してのマイナス面は
奥さんの機嫌が悪くなる
経済的負担になり節約や収入を増やす必要が出てくる
近所への買い物などの日常使いでは使いにくい
周囲からの反応に対応する
時間的広がりでは
ローンを組んだら後々の負担となる
将来子供ができて生活スタイルと合わなくなる
飽きて他の車が欲しくなる可能性
などのマイナス面がありますが
もちろんプラスの面もあります
運転が快適になる
安全機能や丈夫な車体のため安全性が向上する
遠くへドライブする機会が増え夫婦で過ごす時間が増える
幸せになるためにはこれらを総合的に考えなくてはなりません。
物が欲しい気持は相対的
物欲というものは周りの人や過去の自分と比較するから生まれるものです。
周りの人が自分より魅力的なものを持っていればそれを欲しくなるのは自然なことです。
しかしその魅力的なものを手に入れたとしても、更に魅力的なものを持つ人が現れればまた欲しくなります。
また、過去の自分とも比較してしまい過去の持ち物よりいいものを欲しいと思ってしまいます。
物欲に従ってどこまでも上を目指しても周りのもの全てを満足できるものにしても必ず新たな物欲が出てきて終わりはありません。
それならば現状に満足できれば物欲はなくなります。
そのためには自分の中で絶対的な基準を持つべきです。
自分の収入に合わないほど高いものや多くのものを欲しがれば必ず無理が生じ、幸せになるために物を買うのに逆に不幸になることがあります。
物を買うのに大きなポイントとなるのが自分の収入です。物を買うためには必ずお金が必要になります。
支出が収入とのバランスを超えてしまえば家計を圧迫します。経済的に苦しくなれば心の余裕がなくなりストレスの原因となります。
借金をすることになったり、仕事の量を増やすことで補うことになるかもしれません。
家族がいれば家族にも負担を強いることになります。
そうなれば後悔することもあるでしょう。
大切なものをはっきりさせる
物欲を無くすためには現状で満足することです。
それを買わないと不幸になるわけではありません。では今あるもので幸せに生きるためにはどうしたらいいのでしょう。
それは、大切にするものをはっきりさせることだと思います。
わかりやすい言い方をすればお金をかけるところとかけないところを決めることです。
例えば旅行や食事、ジムでトレーニングやヨガ教室、英会話教室、キャンプなど何でもいいと思いますが、できれば体験や経験に関することの楽しみを見つけた方が物は増えにくいです。
それを楽しむためにはお金を使うことを惜しむ必要はありません。
そうすればそれを楽しむために無駄な出費をすることがバカらしくなり自然と物欲は収まります。
やはり人生楽しまなくては意味が無いので全てのものを買わないということはできないでしょう。
しかし、大切にするものがあればそこにお金を使うために人は努力します。
物欲は抑えるものではなく、物欲を向ける方向をコントロールすれば節約にもなるのです。